ボアアップキット装着!(4)

2019年10月26日

クロスカブJA45 シリンダーヘッド

ホワイトクロスカブ(JA45)にSP武川の『Hyper S-Stage ボアアップキット 125cc(ビッグスロットルボディ付)』を取り付けます。

キット内容は

まずボアアップキットを取り付けます。

前回の記事ではシリンダーヘッドを外すとこまででした。

それでは取扱説明書にそって作業を進めていきます。
因みに取説はSP武川のホームページからダウンロードできます。
ボアアップキットの取説はこちら

シリンダー、ピストンの取り外し

ガイドローラーを取り外します。

シリンダーのガイドローラーボルトとシーリングワッシャーを取り外して、ガイドローラーを取り外します。

ガイドローラーが落ちないように、手で持ってボルトを外します。

クロスカブJA45 シリンダー
クロスカブJA45 シリンダー

シリンダーを取り外します。

クロスカブJA45 ピストン

ノックピンも外しておきます。

クロスカブJA45 シリンダー
クロスカブJA45 ピストン

新車はいいですね。
シリンダーガスケットがきれいに外れます。
エンジンの分解作業でガスケット剥がしが一番時間がかかりますからね。
作業時間の半分くらいは、ガスケット剥がしじゃないかなと思います。
こんな感じできれいに剥がれてくれると嬉しいですね。(^^)

ピストンを外します。

ピストンサークリップの片側をラジオペンチなどを使って外します。

どちら側でもOKです。
僕は右利きなので左側からが外しやすいかな。
関係ないか。

サークリップが外れたとき、クランクケースに落っこちないようにウエスなどをかましておきましょう。

クロスカブJA45 ピストン
クロスカブJA45 ピストン

反対側からピストンピンを押し込んで、ピストンピンとピストンを外します。

クロスカブJA45 ピストン
クロスカブJA45 コンロッド

ピストンくらべ

ノーマルのピストンです。

新車なのできれいですね。

クロスカブJA45 ピストン

SP武川製125ccボアアップピストン

左がSP武川製ボアアップピストン、右が純正ピストンです。

ピストン径が、50mm→53.5mmにボアアップされて排気量が125ccになります。

クロスカブJA45 ピストン

大きさの違いは写真で見るとあまりわかりませんね。

 

こちらも左がSP武川製ボアアップピストン、右が純正ピストンです。

横から見るとだいぶ違います。

クロスカブJA45 ピストン

でも、左のボアアップピストンのほうが高さが低いです。

説明書には

圧縮比を9.0:1→10.8:1にアップさせ、ハイコンプ化させることで力強いトルクが感じられます。

とあります。

あれ?

 

ピストンピンで二つのピストンを繋げてみました。

クロスカブJA45 ピストン

ピストンヘッドの高さはほぼ同じになりました。

ボアアップピストンはスカート部が純正より短いんですね。

 

ピストンヘッドの凹みは、ボアアップピストンのほうが純正ピストンより少ないです。

写真だと今ひとつですが、わかりますかねー。

ここでハイコンプ化してるんですね。

クロスカブJA45 ピストン

しかしSP武川製ボアアップピストンは美しいですね。(^^)

今回はここまで…

次はやっとボアアップキットを組んでいきます。

お楽しみに〜(^^)

これまでの記事はこちら

次回はこちら→ボアアップキット装着!(5)

ありがとうございました!