21才の青年が1990年に書いた旅の日記です。(オチはありません)
S君達には、「伊豆を周って二日かけて帰る」と言ったが、ぼくは出発前から、大阪まで一気に走るつもりだった。実際にそうした。もちろん高速道路は使わずに、一般道路で帰ってきた。
大阪の街のネオンが見えてくると、「また元に戻って、生活に流されてしまうんだなあ」と思い、少し怖くなった。北海道に比べると、大阪の街は確かに暖かかった。でも、ぼくはずっと震えていた。
こんな旅は二度とできないとわかっていたが、寂しくはなかった。
終わり。
この日記は、ここで終わりです。近々、このヒトリタビのあとがきをアップするつもりです。
最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。